間接照明だけじゃない
先月新しく発刊した「機能照明カタログ2016-2017」。間接照明、装飾照明のイメージが強いトキスターですが、今回初めてダウンライトやスポットライトをまとめたカタログを作りました。
私たちのこだわり
もちろん普通のダウンライトやスポットライトでは面白くありません。光にこだわりながらも、「いかに無駄を省き、主張を無くし、黒子に徹しつつも仕事はキチッとする」そんな照明器具を目指して開発しました。
「minimal(ミニマル)」とは
まずこだわったのは最小限です。例えば“マイクロダウンライト”直径わずか40mmと極めてコンパクト。業界で最も小さいユニバーサルダウンライトで、器具の存在感を最小限にしています。日本では最小限はminimum(ミニマム)という単語が一般的ですが、英語圏ではminimum(ミニマム)とminimal (ミニマル)は明確に使い分けられています。日本の辞書ではどちらも最小という意味なのですが、微妙なニュアンスの違いがあります。
minimum(ミニマム)= 必要最小限(例えば最少催行人数◯人)
minimal(ミニマル)= 可能な限り最小(small/littleに近い)
求める光は妥協せず、その中でも「最小限」の大きさで、、私たちのこだわりをより適切に表した言葉がminimal(ミニマル)なのです。
「point」に込められた想い
こだわったのは最小限だけではありません。
point = 点、核心、尖ったところ
欲しいところだけをピンポイントで狙える配光、フォーカスのしやすさ、、無駄を省きながらも柔らかさを両立させることにこだわった光、、研ぎすまされた光を“本当に必要な所にだけ” 届ける。pointという言葉にも私たちのこだわりが詰まっています。
尖った存在であり続ける
最小限のサイズで、適切な光を、ほしい所へ、Minimal Point Lightingは私たちの考える理想の適光適所という概念です。
最後に、、実はMinimal Pointには他の意味も持たせています。それは私たち自身です。照明の未来へ一筋の光を放つ様な “尖った存在” であり続けたい。私たちのものづくりに対する覚悟がそこにあります。