長年出展しているライティングフェアは、毎回趣向を凝らし、力を入れている弊社の一大イベントのひとつです。今年も例年に負けず、力を注いで取り組みました。
今回は、特にこだわったポイントを紐解きながら、2019年のブースを振り返りました。
スタイリッシュなショップを目指した、こだわりの空間づくり
スタイリッシュな意匠が特徴であるミニマルポイントライティング(機能照明)シリーズが主役ということで、このシリーズの世界観を表現すべく、みなさまに“おしゃれ” “スタイリッシュ”と思っていただける空間にしたい!!という強い気持ちから企画を進めました。
空間テーマを、仮想店舗「the TOKISTAR SHOP」と設定し、ショップの雰囲気をデザインや造作でいかに表現するかという部分に特にこだわりました。
意識したのは、清潔感のある洗練された店舗
まず、正面には百貨店の化粧品店を連想させるようなパネル台を設けてアイキャッチ効果を狙い、
センター部分では、ブティックのディスプレイのような象徴的なオブジェを設けてショップの雰囲気を作っていきました。
そして、空間全体には余計な装飾は行わず白色で統一させ、スタイリッシュなイメージを作り込みました。無駄な色や装飾がない方がミニマルシリーズの器具の小ささや光の効果が際立つと考えたからです。
とは言え、真っ白に統一するのは正直最後まで悩みました。
他にもたくさんブースがある中で、インパクトに欠けて印象が薄くなってしまうのではないかという不安があったからです。
途中、ブルーやグレーといった差し色を所々空間に入れる案も考えましたが、シンプルな意匠に徹した製品のように、ここは潔く白だけでいこうと覚悟を決めました。
結果、不安は杞憂に終わり、逆に落ち着いた心地よい雰囲気が生まれ、他社ブースとの差別化になったと感じました。
ショップの雰囲気を高める細部へのこだわり
こだわりはこれだけではありません。器具が照らす照射物やショップロゴも今回のためだけにオリジナルで製作しました。
オリジナルの照射物は、照明器具の主役を奪わないようシンプルで癖のないデザインとし、ショップらしく見えるよう8種類用意して各所に配置しました。
オリジナルのショップロゴは、ブースに印字するだけでなく照射物や配布物にも印字し、空間全体に統一感が出るよう気を配りながらショップのイメージを高めていきました。
おわりに
会期中はたくさんの方に訪れていただき、私たちのこだわりが伝わったのか「繊細でおしゃれ」「今回も凝っていますね」といった、たくさんの有り難いご評価をいただくことができました。
肝心の製品についても、器具の大きさや機能に共感いただく声を多くいただき、広く認知していただく機会となりました。
今回の経験を次の原動力とし、さらに喜んでいただける製品や展示をお届けできるよう、日々精進して参ります。
↓他にも当日のブースの様子を公開しております。是非ご覧ください。