
前回に続きウォールウォッシュ器具を使った見えかた実験。今回は取り付ける時の位置をフィーチャーしてみました。
壁面からの距離比較
白くプレーンな壁面をライトヴェールで照らして、取付位置との関係で照射効果が実際にどう変化して見えるのか比較してみました。
弊社の屋内用製品でウォールウォッシュする場合「トキラックスWG」では80mm、「グラディHB」ではランプピッチと同じくらいの距離をあけて取り付けることをおすすめしていますが、今回すこし特別な配光の「ライトヴェール」ではどうなるかを実験とともに見ていきましょう。*1
この実験で使ったもの
実験開始
※天井の高さはすべて2.7m
天井の器具付近に強く明るさが出て、壁面のわずかな凸凹をひろっています。
柔らかく包み込むような光で、凹凸の無い均一で美しい仕上がりの壁面に。
足下までしっかり光が伸びています。
離れた分だけ光がぼやけ、300mmに比べ壁全体がやや薄暗く見えます。
また床へ溢れる光も多くなります。
終わりに
いかがでしたでしょうか。 照射距離の違いで壁や床への光の当たり方が変化する様子がご覧いただけたかと思います。「ライトヴェール」という名が表す、壁面にヴェールをまとわせたような美しい光の効果を存分に発揮させるためには、300mmほどの距離をとっていただくことを弊社では推奨しています。器具を設置する際の参考にしていただけると幸いです。
▶Product info
ライトヴェール
また、今回新たに弊社ウェブサイト施工事例ページにて、ライトヴェールを実際に取り付けた様子が掲載されました。ぜひこちらもあわせてご覧になってみてくださいね!
▶施工事例
グレンバラ美術館
※ライトヴェールには取付用レールが必要です。“レール付き”もしくは、市販の埋込用フレーム使う場合は“レール無し”のどちらかをご選択いただく必要があります。詳しくは総合カタログをご参照ください。(実験は全て“レール付き”の器具で行っています。)
※画像は一例です。周囲の環境などにより実際の見えかたとは異なる場合があります。
※照明器具のサンプル貸し出しも行っております。詳しくはトキスター事業本部へお問い合わせください。
*1:照射方法や取り付け方によって実際の最適な距離は変わる場合があります。詳しくは各製品の取扱説明書をご確認ください。